昨今もっぱら ChatGPT (読み方：チャットジーピーティー) が話題ですね。
ChatGPT とは何なのか？
ChatGPT でどんなことができるのか？
今後 ChatGPT はどうなっていくのか？(筆者の見解)
などを書こうと思います。
「ChatGPT について教えてください。」
何はともあれ、まずは使ってみましょう。
ChatGPT に以下のように尋ねてみます。
ChatGPT について教えてください。
すると、以下のような回答をいただきました。
以下は実際の画面です。
回答内容はこんな感じです。
ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理技術に基づく大規模な言語モデルの一つです。GPTは、"Generative Pre-trained Transformer"の略で、Transformerと呼ばれる深層学習アーキテクチャを利用しており、トレーニングには大量のテキストデータが用いられます。 ChatGPTは、人工知能を利用したチャットボットの一種で、人間と自然な対話を行うことができます。ChatGPTは、自然言語処理技術に基づいて、自然な言葉での問い合わせや会話に応答することができ、人工知能が学習し、より正確に応答することができます。 ChatGPTは、様々な場面で利用されており、顧客サポート、ヘルプデスク、言語学習、オンライン教育など、多岐に渡る分野で活躍しています。
すごいですよね！
かなり雑に質問をしても、意図をくみ取ってくれて普通に人間と会話する時と同じように、こういった形で「いい感じ」に返してくれます。
GPT は「Generative Pre-trained Transformer」の略なんですね。
少し質問を変えてみましょう。
「ChatGPT で何ができるのか教えてください。」
次は以下のように質問してみます。
ChatGPT で何ができるのか教えてください。
回答は以下です。
私であるChatGPTは、様々なタスクに対して自然言語処理の能力を持ち、以下のようなことができます。 1. 質問に答える: 私に質問をすることで、情報や知識を提供できます。 2. 対話する: 会話を通じて、ユーザーが必要とする情報を提供することができます。 3. 要約を作成する: 長い文章を要約することができます。 4. 言語生成: タイトル、パラグラフ、エッセイ、ストーリー、詩などのテキストを生成できます。 5. 翻訳: 多言語翻訳を提供できます。 6. 情報検索: ウェブページやオンライン文書から情報を検索できます。 7. 自然言語理解: テキストの意味を理解し、関連する情報を提供できます。 8. 意見分析: テキストデータを分析し、意見や感情を抽出できます。 などの様々なタスクを行うことができます。
素晴らしいですね！
質問に答えてくれたり、文章を作成したり、翻訳をしたり、情報の検索をしてくれたりもするようですね。
「ChatGPT について小学生でも分かるように教えてください。」
次は少し質問文を工夫してみます。
ChatGPT について小学生でも分かるように教えてください。
分からないことをより分かりやすく説明してもらうのに「小学生でも分かるように」と入れてみます。
以下が回答の内容です。
こんにちは！私はChatGPTといいます。私は人工知能の一種で、人工ニューラルネットワークを使用して構築されたコンピュータープログラムです。私の目的は、人々が私に尋ねた質問に答えることです。 私は非常に多くの情報を学び、それを使用して、あなたが私に尋ねた質問に答えるようにプログラムされています。私は自然言語処理を使用して、英語を話す人々の言葉を理解し、その言葉に合わせて最適な回答を生成します。 私は小学生でも使えるように設計されており、誰でも簡単に私に質問することができます。例えば、「世界で一番高い山は何ですか？」、「ゾウはどんな食べ物を食べますか？」など、私に何でも聞いてください！
要望通り、小学生でも分かるレベルの日本語で返してくれました。
また、元気な挨拶から始まり、最後には ChatGPT を使うための例文なども併記してくれています。
会話のタイトルが自動で生成される
そして、驚いたことに、こちらがした質問内容を要約したタイトルが自動で生成されて、サイドバーに表示されます。
過去の会話は、サイドバーから再度見ることができるので、このタイトル要約はかなり使いやすそうです。
まとめ：今後 ChatGPT はどうなっていくのか？(筆者の見解)
今回は ChatGPT を触ってみました。
大 AI 時代とでも言いましょうか、すごい時代になったものですね。
ChatGPT がリリースされ、触ってみて筆者が感じたことはこうです。
「これは時代が変わるな」
これまでも IT の領域で革命的な変化は起きてきました。
とくに大きな、時代を変えてきたイベントには以下のようなものがありました。
1980年代：パーソナルコンピュータ＝パソコンの登場
1990年代：インターネットの普及 (もともとは「パソコン通信」と呼ばれていた)、普及には同時期にリリースされた Windows 95 というユーザビリティの高い GUI を持ったパソコン (OS) の影響もかなり大きい
2000年代：iPhone の登場
2010年代：モバイル通信の高速化 (3G → 4G)
2020年代：対話型 AI の進化？
こうして見てみると 10 年に一度くらいの周期で、時代を変えるほど大きな技術革新が起こっているとも言えるかもしれません。
大げさではなく、これから先の 10 年は「いかに AI とうまく付き合うか」がもっとも問われる時代になるのでは、と思っています。
新入社員の評価が「いかに Google で上手に検索して情報を自ら収集できるか (＝いわゆるググり力)」にかかっていた時代があったように。
乗り遅れないように ChatGPT およびこれからもいろいろ出てくるであろう対話型 AI とうまく付き合っていきましょう。